組み込みProgrammerのチラシの裏

GTD Implementation #1

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GTD(Getting Things Done)の本(はじめてのGTD ストレスフリーの整理術)を薦められたことがきっかけ。 以前からTODOをemacsのorg-modeを使って管理しようとしていたがうまくいかなかった。 そのため、GTDの実現手段として、emacsのorg-modeを使うことを決めた。

概要

GTDを実現するにあたり、以下の方針とした。

  • Android/PCからREAD/WRITEできる 本ページの対象
  • 「次にとるべき行動」を整理できる
  • 作業時間をベースに行動の振り返りができる1
  • 作業時間をベースに行動の振り返りができる2

ツールの選定

「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読むと

GTDを始めるにあたっては、まとまった時間と作業ができる場所、さらにいくつかのツールが必要だ。 … 一般的には、2日まるまる確保するのが理想的だ。なかなか時間がとれない人は、2日空くのを待つ必要はない。 先延ばしするくらいなら短い時間でもやったほうがいいし、GTDの原理やテクニックの効果はそれで十分体感できる。

とある。 さすがに毎週数時間も空けることはできないので、「思いついたときにすぐ実行できる」ことをコンセプトにGTDを実現した。

さて、活動開始前からemacsのorg-modeを使うことを決めていた。 そのため、「思いついたときにすぐ実行できる」ことを実現するためには、PCとAndroidからorgファイルを同期できなければならない。

AndroidからリモートのorgファイルをREAD/WRITEできる前提で考えると、Orgzlyしか候補がなかった。 また、Orgzlyの同期はDropbox/WEBDAVしかサポートしていないため、ここではDropboxを選択している。

検討内容を踏まえて、以下の構成で設計した。

構成

流れ

Android

OrgzlyはDropboxをサポートしている。 そのため、Orgzlyに設定するだけで直接DropboxをREAD/WRITEできる。

また、ホームアプリのウィジェットに登録することで、

  • org-agenda相当の内容を見る
  • inboxに登録する

などの作業を簡易化できる。

PC(Mac)

Dropbox公式ツールをインストールすることで、ローカルファイルシステムにマウントできる。 そのため、emacsから直接READ/WRITE可能。

参考図書

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