組み込みProgrammerのチラシの裏

Ardublock

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横浜ガジェットまつりにミニ四駆をラジコン化するワークショップを開催することにした。

  • 子供が出来るような
  • 自分でも作れるような

そんなワークショップを目指しているので、なんとかblock programmingできる方法を検討した結果をまとめる。

ArduBlock結構便利かもしれない。

事前準備

Arduino IDEをインストール済であること。 動作確認はLinuxで行ったが、Windows・MACでも動作可能なはず。

ダウンロード

いくつかダウンロードできるWebを見つけたが、 ダウンロード元によって大きくバージョンが異なることが分かった。 そのため、githubからダウンロードすることをお勧めする。

ダウンロード元 最新版
ardublock.com 2013/7/12
私家版 Ardublock 2013/7/12
github > taweili > ardublock 2017/4/14

というわけで,以下Webから最新版を持ってくる。

2017/10/22時点では、beta-20170414が最新版だった。

ダウンロードしたardublock-all-master-beta-20170414.jarを[arduino]/tools/ArduBlockTool/toolに格納する。

([arduino]はArduino IDEのスケッチブックを保存するディレクトリ。環境変数で確認可能。)

以下はLinuxで行う例

1
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$ mkdir -p [arduino]/tools/ArduBlockTool/tool
$ mv ardublock-all-master-beta-20170414.jar [arduino]/tools/ArduBlockTool/tool

Aruduino IDEを立ち上げ、ツールバーを開くと「ArduBlock」が追加されていることを確認できる。

Arduino IDEにArduBlockが追加されている

ArduBlockの起動

Arduino IDEのツールバーから「ArduBlock」を選択する。

Arduino IDEにArduBlockが追加されている

LEDチカチカ

こんなコードでLEDチカチカを実現できる。 なお、作ったソースコードは「Arduinoにアップロード」を選択することで転送できる。

LEDチカチカ

赤外線を使えるようにする

  1. IRremote.zipをダウンロード
  2. 下記メニューからzipファイルを選択してインストール

    スケッチ > ライブラリをインクルード > zip形式のライブラリをインストール

  3. [arduino]/libraries/IRremote/ フォルダの「IRremote.h」を「IRremote00.h」にコピー ([arduino]はArduino IDEのスケッチブックを保存するディレクトリ。環境変数で確認可能。)

Link

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